9月24日のこと。
村山青年会議所の本年のメイン事業といっても過言ではないこの事業『とどけ!この想い~鶴の羽にのせて~』。
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村山市と宮城県の塩釜市は災害支援協定を結んでいます。行政だけの繋がりではなく、市民と市民のより深い交流と、その絆をより強いものにするために、本事業は行われます。震災から6か月経ちましたが、その復興への「心の支援」としての事業です。
この事業は村山市内の中学生に栞にメッセージを書いてもらいます。その栞を塩釜の中学生に届けます。
村山の中学生たちにも震災を忘れず、共助の気持ちを学び感じてほしいという想いもあります。
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朝6時。150人の子供たちの受付にだいぶ手こずりましたが、なんとか整列して開会セレモニーです。
栞の贈呈式が行われるのは塩釜第一中学校。
この日、第一中学校の体育館で行われる塩釜市新人剣道大会の開会式にあわせて、その前にこの贈呈式を行う時間を頂戴しました。
メンバーも整列(・∀・)
主催者代表として村山JC理事長の挨拶!
村山市の中学生代表の挨拶!当日の指名でもすばらしい挨拶をしてもらいました!
そして贈呈。
塩釜の中学生の代表からお礼の言葉をいただきました。彼女の自宅も津波の被害を受けたそうです。そんな実体験を聞き、村山の子どもたちの心にも響いたようでした。
セレモニーでは時間がなかったのですが、参列いただいた塩釜JC理事長さまからも閉式後お話を頂戴しました。
そして、石巻に移動し、こどもたちと一緒に支援活動を行います。
最初の予定では50人MAXくらいで考えていたのですが150人の応募があったので、その支援活動の内容も変更し、3つのグループにわけました。
ひとつは石巻市渡波地区にて炊き出し。
ひとつは石巻市の仮設住宅にてレトルトカレーの配布。
ひとつは石巻市の仮設住宅のサポートセンターにて『里芋』の配布。
です。
私の担当はレトルトカレー班。
大人(JCメンバー・OB・保護者)1名に子どもたち6~7人のグループ分けをして各戸を巡ります。ここは1000戸ほどの仮設住宅の集まるエリア。
緊張した面持ちで一軒一軒まわる子どもたち。いいえ経験になったのではないでしょうか。
里芋班も順調に配布の模様。持ってきた芋があっというまになくなったみたいです。
最後に3班合流して、石巻市の高台にある日和山公園にいきました。ここから津波の被害にあった場所が見えます。
多くは語らない子どもたちもこの光景をみて津波の怖さや悲惨さを感じていたようでした。彼らはその次の世代にこの震災の様子を伝えていかなければならない世代になります。
最後に記念撮影!
参加してくれた子どもたち、その保護者のみなさん、OBの先輩方、そしてメンバーのみなさん、たいへんお疲れ様でした。
そして、企画運営してくれた委員会メンバーのみなさんお疲れ様でした。すばらしい事業になったと思います。
Never forget 3・11
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